TOP > 吉雪について > 吉雪のふるさと・わが街-小千谷-
新潟県のほぼ中央、日本一の信濃川に育まれたまち小千谷。
美しい自然と雪の多く降る厳しい気候風土は、やさしく忍耐強い気風とおおらかな文化と独創的な産業を育てました。
美と技にこだわりを持つまち、それが小千谷です。
「吉雪」は小千谷や雪国の良いところ、良いものを県内外一人でも多くのお客様に知っていただきたいと考えています。
雪国小千谷では、雪と暮らす生活を楽しいものにできないだろうかと考え、人と雪が歩み寄って、数々の共同作品を作り上げてきました。
その代表が小千谷縮の雪さらし。また最近では、ウインタースポーツやおぢや風船一揆などのイベントが熱く展開されています。
人々の忍耐と知恵、厳しい自然さえ隣人のようにすっぽりと包み込む優しさが今、小千谷では多彩なかたちで雪とともに花開いています。
新潟県は観賞用錦鯉の産地として有名ですが、その45%は小千谷市で生産されています。数百年前からの研究改良と水質と土壌が独特の色彩と流麗な体型をを作り上げ、国内外から高い評価を得ています。
江戸時代初期、播州明石から来たといわれる堀次郎将俊がそれまでの越後麻布に改良を加えて完成したのが小千谷縮。しぼのある独特の風合いで高い評価を得、昭和30年、国の重要無形文化財に指定されています。その技法を生かして織られ始めたという小千谷紬も、昭和50年に伝統的工芸品に指定されました。
畑一面にそばの花が広がります。ほんのりと緑がかったこのそばは、地元産の上質なそば粉とつなぎに磯の香のする布海苔(ふのり)を使っているのが特長。おいしさの秘密は独特の腰の強さです。へぎというのはそばを盛っている木箱のことで、冠婚葬祭にそばでもてなす風習があったことから持ち運びに便利なもてなしの形が今に伝えられています。
越後は日本有数の米どころ。小千谷もコシヒカリをはじめとする良質米のほか、酒造米、餅米などが農業生産の70%以上を占めています。
米と水、杜氏の技術で生まれる日本酒、米の風味をいかした煎餅や笹団子は全国的にも有名です。
三尺玉花火の発祥地片貝は、「花火の片貝」として有名でその歴史は400年にもおよびます。さらに四尺玉の打ち上げにも成功して、ギネスブックにも紹介され、名実ともに世界一。片貝まつりは人々の祈りと願いを花火に託した奉納煙火。人々の生活が息づくお祭です。